このページの約束

1まず予想しよう:2 点を近づけると、傾きはどうなる?

シミュレーターを動かす前に、直感で答えを選んでください。正解は、操作したあとに開いて確かめます。

予想1 y = x² の上に、A(1, 1) と B をとります。B を A に近づけていくと、直線 AB の傾きはいくつに近づく?

答え合わせ(操作のあとに開こう)

正解:ウ B の x 座標を 1 + h とすると、傾きは 2 + h です。h = 1 で 3、h = 0.1 で 2.1、h = 0.01 で 2.01 と、2 に近づきます。左から近づけても、h = −0.1 で 1.9 と、やはり 2 に近づきます。

予想2 予想1で、h をちょうど 0 にすると、直線 AB の傾きはどうなる?

答え合わせ(操作のあとに開こう)

正解:ウ h = 0 では B が A に重なります。通る点が 1 つでは直線は 1 本に決まらず、傾きの式も 0 ÷ 0 になって計算できません。「h を 0 にする」のではなく、「h を 0 に近づける」のが極限です。

予想3 y = x³ − 3x の x = 1 における接線を引きます。この接線は、接点のほかに曲線と共有点をもつ?

答え合わせ(操作のあとに開こう)

正解:イ 接線は y = −2 で、x = −2 でも曲線と交わります。接線は「1 点でだけ交わる線」とは限りません。

予想4 y = x² の接線の傾きを、横軸を接点の x 座標にしてグラフに描きます。どんなグラフになる?

答え合わせ(操作のあとに開こう)

正解:イ x = a の接線の傾きは 2a なので、グラフは直線 y = 2x です。これが y = x² の導関数のグラフです。

2動かしてみよう:点を近づけて接線を見る

モードと式を選びます。「2 点を近づける」では B を図の上でドラッグでき、「近づける」ボタンで h が小さくなっていきます。図の方眼の 1 目盛りの大きさは、x と y で違うことがあります。

曲線と、曲線の上の点、直線の図 曲線、点 A と点 B、直線 AB、接線を表示します。導関数のモードでは下に導関数のグラフを表示します。

スライダーは 0 の近くで細かく止まります(±0.001、±0.01、±0.05、±0.1 …)。

図の上をドラッグすると、四角の点 P が動きます。

式を選ぶ

見方

導関数

もとの項微分すると

接線の求め方

      答え合わせ

      いまの予想の傾き:

      いまの値

      平均変化率(直線 AB の傾き)
      微分係数 f′(a)(接線の傾き)
      2 つの差
        h を小さくしたときの平均変化率(数を押すと、その h に移ります)
        |h|右から(h > 0)左から(h < 0)
        曲線(太い実線) 直線 AB予想の線(橙の実線) 接線(破線。2 本以上のときは線の種類を変える) 横の変化(緑) 縦の変化(紫) 接線と曲線のずれ(赤の点線) 接点のほかの共有点(白いひし形) 通る点 P(四角)

        3観察のポイント:直線はどこへ近づく?

        1. やってみる y = x²、A(1, 1) で、「h を半分に」を何度か押す。

          見るところ 平均変化率は 3 → 2.5 → 2.25 → 2.125 と変わり、微分係数 2 との差は 1 → 0.5 → 0.25 → 0.125 と、ちょうど半分ずつになります。平均変化率が 2 + h の形だからです。

        2. やってみる 「h = 0 にする」を押す。次に h を −0.001 と 0.001 にして比べる。

          見るところ h = 0 では直線 AB が消えます。傾きを求める式が 0 ÷ 0 になるからです。一方、h が 0 でなければ、どんなに小さくても線は引けて、傾きは左右どちらからも 2 に近づきます。

        3. やってみる 「h に合わせて拡大する」にして「近づける」を押す。

          見るところ 図が拡大されていくと、曲線がまっすぐに見えてきて、直線 AB と接線に重なります。微分係数は、曲線をうんと拡大して直線に見えるときの、その直線の傾きとも言えます。

        4. やってみる y = |x|、a = 0 で、拡大しながら h の符号を変える。

          見るところ どれだけ拡大しても折れ目は折れ目のままです。右から近づけた傾きは 1、左から近づけた傾きは −1 で、そろいません。だから x = 0 の微分係数はなく、接線も引けません。

        5. やってみる 「導関数を描く」で、y = x³ − 3x を「左から順に動かす」。

          見るところ 接線の傾きが下のグラフの点の高さになり、跡が放物線 y = 3x² − 3 を描きます。接線が水平になる x = −1、1 で、下の点は x 軸上にきます(値は 0)。曲線が右上がりの範囲では下のグラフは正、右下がりの範囲では負です。

        6. やってみる 「接線の式」の「通る点を指定」で、y = x² の P を放物線の内側と外側に動かす。

          見るところ 放物線の外側(下側)の点からは接線が 2 本、放物線の上の点からは 1 本、内側(上側)の点からは 0 本です。y = x³ − 3x では 1〜3 本に変わります。

        4式を書こう:平均変化率と微分係数の定義

        図で見たことを式にします。x が a から a + h まで変わるときの平均変化率は、次の式です。

        $$\text{平均変化率} = \frac{f(a+h) - f(a)}{h}\qquad(h \neq 0)$$

        分母の h は、B の x 座標から A の x 座標を引いた (a + h) − a です。h を 0 に近づけた値が、x = a における微分係数です。

        $$f'(a) = \lim_{h \to 0} \frac{f(a+h) - f(a)}{h}$$

        lim は「極限」を表します。h を 0 とは違う値にしたまま 0 に近づけるとき、式の値が近づく先のことです。B の x 座標を b とおくと、次の形にも書けます。

        $$f'(a) = \lim_{b \to a} \frac{f(b) - f(a)}{b - a}$$

        定義で計算する 3 ステップ

        例として、f(x) = x² + 3x の x = 2 における微分係数を求めます。

        1. f(a + h) − f(a) を計算する。f(2 + h) − f(2) を展開すると、次の式になります。
          $$\{(2+h)^2 + 3(2+h)\} - (2^2 + 3 \cdot 2) = 7h + h^2$$
        2. h で割る。h は 0 ではないので、割ることができます。
          $$\frac{7h + h^2}{h} = 7 + h$$
        3. h を 0 に近づける。7 + h は 7 に近づくので、f′(2) = 7 です。

        なぜ h = 0 を入れてよいように見えるのか 2 の時点で分母の h を約分して、式は 7 + h になっています。この式なら h を 0 に近づけた先が 7 と分かります。約分する前の式に h = 0 を入れると 0 ÷ 0 で、何も分かりません。

        y = f(x) のグラフの点 A での接線は、A を通り、傾きが f′(a) の直線です。だから「微分係数 = 接線の傾き」です。

        導関数:微分係数を x の関数として見る

        上の計算は、a を決めるたびにやり直しです。そこで、a を文字のまま、x として計算しておきます。x の値ごとに微分係数が 1 つ決まるので、これは x の関数です。これを f(x) の導関数といい、f′(x) と書きます。導関数を求めることを微分するといいます。

        $$f'(x) = \lim_{h \to 0} \frac{f(x+h) - f(x)}{h}$$

        y = f(x) の導関数は、y′ や dy/dx とも書きます。

        微分係数 f′(a)導関数 f′(x)
        何かある点での、1 つの数x を入れると微分係数を返す関数
        y = x² の例f′(1) = 2、f′(3) = 6f′(x) = 2x
        グラフではx = a の接線の傾き接線の傾きを高さにしたグラフ

        定義で導関数を求める:x³

        (x + h)³ を展開して、同じ 3 ステップで計算します。

        $$\frac{(x+h)^3 - x^3}{h} = \frac{3x^2 h + 3x h^2 + h^3}{h} = 3x^2 + 3xh + h^2 \to 3x^2 \quad (h \to 0)$$

        同じように計算すると、x² の導関数は 2x、x の導関数は 1、定数の導関数は 0 です。ここから次の公式が読み取れます(n は正の整数。この単元で使うのは n = 1、2、3 です)。

        $$(x^n)' = n x^{n-1},\qquad (c)' = 0 \quad (c\ \text{は定数})$$

        定数倍と和・差は、項ごとに微分できます(k、l は定数)。

        $$\{k f(x) + l g(x)\}' = k f'(x) + l g'(x)$$

        公式で微分する例

        $$y = 2x^3 - 3x^2 + 5x - 7 \quad\Rightarrow\quad y' = 6x^2 - 6x + 5$$

        定数の −7 は、微分すると 0 になって消えます。定数を足しても、グラフが上下に動くだけで、接線の傾きは変わらないからです。シミュレーターで定数のスライダーを動かすと確かめられます。

        かっこのある式は、展開してから微分します。(x + 2)(x − 3) = x² − x − 6 なので、導関数は 2x − 1 です。

        接線の方程式の求め方

        傾きが m で、点 (p, q) を通る直線は y − q = m(x − p) です。接線では、傾きが f′(a)、通る点が接点 (a, f(a)) なので、次の式になります。

        $$y - f(a) = f'(a)(x - a)$$

        問題の聞かれ方は 3 つあります。どれも、接点の x 座標が分かれば、この式に入れるだけです。

        ① 接点が分かっているとき:y = x³ − x² の x = 2 における接線

        y′ = 3x² − 2x より、傾きは f′(2) = 8 です。接点の y 座標は f(2) = 4 なので、次のようになります。

        $$y - 4 = 8(x - 2) \quad\Rightarrow\quad y = 8x - 12$$

        ② 傾きが分かっているとき:y = x² − 3x + 1 の傾き 1 の接線

        接点の x 座標は、f′(x) = 1 の解です。2x − 3 = 1 より x = 2 で、接点は (2, −1) です。

        $$y - (-1) = 1 \cdot (x - 2) \quad\Rightarrow\quad y = x - 3$$

        ③ 接線が通る点が分かっているとき:y = x² に P(1, −3) から引いた接線

        P は曲線の上にないので、接点ではありません。接点が分からないので、x 座標を t とおきます。接点 (t, t²) での傾きは 2t なので、接線は次の式です。

        $$y - t^2 = 2t(x - t) \quad\Rightarrow\quad y = 2tx - t^2$$

        この線が P(1, −3) を通るので、−3 = 2t − t²、つまり t² − 2t − 3 = 0 で、t = 3、−1 です。接線は 2 本あります。

        $$t = 3:\ y = 6x - 9,\qquad t = -1:\ y = -2x - 1$$

        接線は「1 点だけで交わる線」ではない

        円や放物線の接線は、接点のほかに共有点がありません。そのため、接線を「1 点だけで交わる線」と考えがちです。三次関数では、これは成り立ちません。

        y = x³ − 3x の x = 1 における接線は y = −2 です。曲線と接線の式を連立すると、次のようになります。

        $$x^3 - 3x + 2 = 0 \quad\Rightarrow\quad (x-1)^2 (x+2) = 0$$

        x = 1 が重解になるのが「接している」しるしで、もう 1 つの解 x = −2 が、接線がふたたび曲線と交わる場所です。逆に、1 点だけで交わっていても接線とは限りません。直線 y = 3x + 18 は y = x³ と x = 3 の 1 点だけで交わりますが、x = 3 の接線の傾きは 27 なので、接線ではありません。

        接線かどうかは、共有点の数ではなく、点 (a, f(a)) を通り、傾きが f′(a) と等しいかで決まります。y = x³ の x = 0 の接線 y = 0 のように、接点で曲線を横切る接線もあります(連立すると x³ = 0 で、x = 0 は三重解です)。

        速度とのつながり:平均の速度と瞬間の速度

        時刻 t(s)での高さが y(m)の物体では、平均変化率は平均の速度、微分係数はその瞬間の速度です。「瞬間の速度」は、時間の幅を短くしていった極限として意味が決まります。

        小球を初速度 19.6 m/s で真上に投げます。空気抵抗を考えず、g = 9.8 m/s² とすると、高さは y = 19.6t − 4.9t²(m)です。t で微分すると、速度が出ます。

        $$v = y' = 19.6 - 9.8t$$

        物理で学ぶ v = v₀ − gt と同じ式です。v = 0 になる t = 2 s が最高点です。詳しくは鉛直投げ上げのページで動かして確かめられます。

        発展:微分係数がない点(y = |x| の x = 0)

        多項式では、どの点でも微分係数があります。一方、y = |x| の x = 0 では、平均変化率は次のようになります。

        $$\frac{|0 + h| - |0|}{h} = \frac{|h|}{h} = \begin{cases} 1 & (h > 0) \\ -1 & (h < 0) \end{cases}$$

        右から近づけると 1、左から近づけると −1 で、1 つの値に近づきません。このとき、x = 0 の微分係数はないといいます。詳しくは数学IIIの「微分可能性」で学びます。数学IIの問題で扱う多項式では、気にしなくてかまいません。

        5確認問題

        紙に途中式を書いてから開きましょう。解説のボタンを押すと、シミュレーターで確かめられます。

        問1 平均変化率

        f(x) = 2x² + x で、x が 1 から 3 まで変わるときの平均変化率を求めよ。

        解答・解説

        f(3) = 18 + 3 = 21、f(1) = 2 + 1 = 3 なので、(21 − 3) ÷ (3 − 1) = 9 です。

        問2 定義で微分係数を求める

        f(x) = −x² + 5x の x = 2 における微分係数を、定義にしたがって求めよ。

        解答・解説

        f(2) = 6、f(2 + h) = −(4 + 4h + h²) + 10 + 5h = 6 + h − h² です。

        $$\frac{f(2+h) - f(2)}{h} = \frac{h - h^2}{h} = 1 - h$$

        h を 0 に近づけると、f′(2) = 1 です。

        問3 定義で導関数を求める

        f(x) = 3x² − 2x の導関数を、定義にしたがって求めよ。

        解答・解説
        $$f(x+h) - f(x) = 3(x+h)^2 - 2(x+h) - 3x^2 + 2x = 6xh + 3h^2 - 2h$$

        h で割ると 6x + 3h − 2 で、h を 0 に近づけると次のとおりです。

        $$f'(x) = 6x - 2$$

        問4 公式で微分する

        次の関数を微分せよ。(1)y = 2x³ − 3x² + 5x − 7 (2)y = (x + 2)(x − 3)

        解答・解説

        (1)項ごとに微分します。y′ = 6x² − 6x + 5

        (2)展開すると y = x² − x − 6 です。y′ = 2x − 1

        問5 接線とほかの共有点

        曲線 y = x³ − x² の x = 2 における接線を求めよ。また、この接線と曲線の、接点以外の共有点の座標を求めよ。

        解答・解説

        接線は、前の節で求めたとおり y = 8x − 12 です。連立すると x³ − x² − 8x + 12 = 0 で、x = 2 が重解なので (x − 2)² でくくれます。

        $$(x-2)^2 (x+3) = 0$$

        x = −3 のとき y = 8 · (−3) − 12 = −36 なので、共有点は (−3, −36) です。

        共有点 (−3, −36) は、シミュレーターの図の範囲の外にあります。x 座標と y 座標は欄に出ます。

        問6 傾きが決まっている接線

        曲線 y = x² − 3x + 1 の接線のうち、直線 y = x + 5 に平行なものを求めよ。

        解答・解説

        平行なので傾きは 1 です。2x − 3 = 1 より x = 2 で、接点は (2, −1) です。

        y − (−1) = 1 · (x − 2) より、y = x − 3 です。

        問7 曲線の外の点を通る接線

        点 (2, −2) を通り、曲線 y = x² − 2x + 2 に接する直線を求めよ。

        解答・解説

        x = 2 のとき y = 2 なので、点 (2, −2) は曲線の上にありません。接点の x 座標を t とおくと、傾きは 2t − 2 で、接線は次の式です。

        $$y - (t^2 - 2t + 2) = (2t - 2)(x - t)$$

        x = 2、y = −2 を代入して整理すると t² − 4t = 0 で、t = 0、4 です。

        t = 0 のとき y = −2x + 2、t = 4 のとき y = 6x − 14 です。

        $$y = -2x + 2,\qquad y = 6x - 14$$

        問8 瞬間の速度

        時刻 t(s)での高さが y = 19.6t − 4.9t²(m)の小球について、(1)t = 0 から t = 2 までの平均の速度、(2)t = 1 の瞬間の速度、を求めよ。

        解答・解説

        (1)t = 2 の高さは 39.2 − 19.6 = 19.6 m なので、(19.6 − 0) ÷ 2 = 9.8 m/s です。

        (2)v = 19.6 − 9.8t に t = 1 を入れて、9.8 m/s です。

        この問題では 2 つの値が同じです。放物線では、区間の両端を結んだ直線の傾きが、区間の真ん中の接線の傾きと同じになるからです。

        $$v = 19.6 - 9.8 \times 1 = 9.8$$

        質問と、計算の間違いの例

        Q. 微分係数と導関数は何が違うのですか?
        微分係数はある点での 1 つの数、導関数は x を入れると微分係数を返す関数です。f′(x) の x に a を入れたものが f′(a) です。y = x² なら、導関数は 2x、x = 3 の微分係数は 6 です。
        Q. 分母が 0 になるのに、どうして計算できるのですか?
        分母の h は 0 ではありません。「0 ではない h を、0 に近づける」という計算です。h で約分した式を作ってから、h が 0 に近づいたときの値を見ます。
        Q. 公式があるのに、定義の計算は必要ですか?
        多項式の微分は公式で済みます。定義は、公式がなぜ成り立つかの理由で、「定義にしたがって求めよ」という問題でも使います。数学IIIでは、公式のない関数の微分を定義から考える場面もあります。
        Q. 平均変化率の分母は、どちらから引いてもいいのですか?
        分子と分母で引く順番をそろえれば、同じ値になります。{f(a) − f(b)} ÷ (a − b) も {f(b) − f(a)} ÷ (b − a) も同じです。そろえないと符号が逆になります。
        Q. 接線の式は y = mx + n の形で答えるのですか?
        ふつうは整理して答えます。y − f(a) = f′(a)(x − a) は途中の式です。
        Q. 「接点での接線」と「その点を通る接線」は同じですか?
        違います。「点 (2, 2) における接線」では (2, 2) が接点です。「点 (2, 2) を通る接線」では、接点は別の場所かもしれません。曲線の上の点でも、そこを通る接線が 2 本以上あることがあります。シミュレーターの「通る点を指定」で、y = x³ − 3x、P(2, 2) を試してみましょう。
        Q. 図の接線が、数字の傾きより緩やかに見えます。
        図の方眼は、x の 1 目盛りと y の 1 目盛りの長さが違うことがあります。傾きは見た目の角度ではなく、目盛りの数字で読みます。

        計算の間違いの例

        確かめ方 小さな h(たとえば 0.01)を選んで {f(a + h) − f(a)} ÷ h を計算し、自分の f′(a) に近いかを比べましょう。接線の式は、接点の座標を入れて成り立つか、傾きが f′(a) と同じかを確かめます。

        次のステップ

        このページでは、2 点を近づけて直線が接線に変わる様子と、接線の傾きが導関数のグラフになる様子を確かめました。次は、自分の手で微分と接線の計算ができるようになる段階です。教科書や手持ちの問題集で、まず定義の計算から、公式、接線の順に解いてみましょう。迷ったらこのページに戻って、式をシミュレーターに入れてみてください。

        数学では、次に関数の増減と極大・極小を学びます。「導関数を描く」で見た、f′(x) の符号と曲線の上り下りの関係をそのまま使います。放物線の頂点も、f′(x) = 0 の点として見直せます。二次関数の最大・最小のページの放物線で、頂点の位置を確かめてみましょう。